「悪人」を観てきました

猛暑は過ぎたようですが、まだ日中は暑いですね～。
連休、楽しく過ごされてますか？

昨日はテニスレッスンを受け、午後は楽しみにしていた「悪人」を観てきました。

公式Web site http://www.akunin.jp/index.html

まだこれからご覧になる方も多いと思うので、あらすじは詳しく書けませんが。。

まだ良かったか悪かったという感想が言えるほど、噛み砕けてないというか。。

確かに犯罪を犯してしまった主人公は罪人だけれど
そうさせてしまった被害者の言葉の暴力には憤りを強く感じるし
彼を孤独な青年にしてしまった環境や人間関係や、彼の弱さ
自首しようとした彼を引きとめてしまった彼女にも罪を感じました。
そしてヒロインの孤独感は、『あぁ　よくわかるなぁ』と３０代初めの頃の自分を重ねあわせる部分もあり。。。なんとも言えない切ない気持になる作品でした。

俳優だけでなく制作した方々のこの作品にかけた情熱が伝わってくるような作品でした。
無駄なシーンなんてひとつもない。

見終えて１日たって、あの灯台と青い海が鮮明に記憶に残ります。

個人的な感想ですが、柄本明さんに最優秀助演男優賞を差し上げたい。
すばらしかったです。親の子供を思う感情がストレートにつきささるように伝わってきました。

韓国映画「母なる証明」もそうだったけれど。。見終えてからじわじわと心を浸食するような映画でした。