2008/06/26

「ワニ&ジュナ ~揺れる想い~」


(2001年韓国)Gyaoで「ワニ&ジュナ ~揺れる想い~」を見ました。

見終えたあと優しい気持ちになる映画でした。
アニメーターのワニ(キム・ヒソン)とシナリオ作家志望のジュナ(チュ・ジンモ)。
この二人の関係が穏やかで静かであたたかい。 
無口なワニを誰よりも理解しているジュナ。
ワニの心の中には異母兄弟(チョ・スンウ)との消せない初恋があった。

キム・ヒソンの美しさは言うまでもありませんね。 「悲しき恋歌」のヘインの時より、素朴な雰囲気のワニ役が、ナチュラルですごく良い。
日常的な服装や表情が、またいいかんじでした。
チュ・ジンモはもっとワイルドなイメージだったのですが、繊細な役もみごとに演じてました。
そしてやはり、チョ・スンウの演技力はさすがです。「マラソン」「フー・アー・ユー 」「可愛いとかげの嘘」「ラブ・ストーリー」と観ましたが今回、出演シーンは少ないのですが圧倒的な印象を残しています。
実力派ですねー。 彼のミュージカルを一度は見てみたいです。

オープニングとエンディングは水彩画のようなアニメーション。
これがとても美しい。音楽もすばらしい。
このアニメだけでも、多くの人に見てほしいと思いました。

無口で非社交的なワニが、ジュナに想いを伝えるためにこのアニメーションを贈ったのだと思います。
演出した方のセンスのよさをとても感じました。
最近みてる韓国ドラマや韓国映画が、暴力シーンや、復讐とか・・・韓国ドラマ特有の山あり谷ありが多く、少々疲れていました。
この「ワニ&ジュナ」を観て、淡々としていて、何か懐かしい気持ちにさせてくれる余韻が、心をリセットさせてくれたように思いました。

とても好きなタイプの作品です。★★★★☆Gyaoで7月1日まで配信されています♪

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