2011/10/09

腹腔鏡下子宮全摘術 その1 - これまでの経緯 -

10月5日に手術を受け、今日退院してきました。
入院前、多くの方の体験談を読ませていただいて、心の準備をしたり、入院準備をしたりしました。
私もどなたかのお役に立てればと思い、記憶が新しいうちに記録をここに残そうと思います。
少々生々しい内容もありますので、関心のないかたはスルーしてくださいね。

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慢性的に貧血はもっていました。 
健康診断を受けるといつもヘモグロビン値が低いと言われ続けてきました。 
なので、体はそれに慣れてしまっていて、スポーツや階段をあがるときに息があがるのも、「太ってるせい?」とか「運動不足?」なんて思っていました。
でも、大好きなテニスをしてる時はなんてことなかったし、大した貧血じゃないと思ってましたが。。。

ただそれとは別に、女性特有の・・「ちょっとおかしいかも」という異変には気付いてました。
時折脂汗がでるような歩けなくなるような極度の生理痛があったり、その度に微熱が続いたり。

今年の初めに近所の婦人科へ。 極度の貧血でした。
2月にMRIを受け、9cmの変性子宮筋腫があることがわかりました。主治医は、私の気持ちを尊重してくださり、当面、漢方と鉄剤で経過観察していくことになりました。

しかし、GW中に外出先で激痛。 卵巣が破裂。(後にこれは卵巣ではなく卵巣近くにできた袋状のものが破裂したことが判明)。 これを機に経過観察から手術へと方向転換するよう主治医にすすめられました。

主治医から、腹腔鏡手術が上手というS先生をご紹介いただきました。
(現在、横浜市青葉区市が尾にレディースクリニックを開院されています)

スプレキュア点鼻薬を28日、その後、スプレキュア皮下注射を2回、生理が止まらないため、リューブリンに変更になり2回接種しました。

手術に至るまで、ホルモン剤の副作用(強烈な火照り)はかなり辛かったです。むくみをとる、多汗を防ぐ漢方を処方されていました。 貧血もなかなか改善されず、手術用の自己血貯血のために造血剤の点滴を連日受けました。

執刀医から「手術までに体重を落としましょう」と言われたので、ダイエットにも真剣に取り組みました。


「手術するまでも大変なんだなぁ」というのが実感です。

5カ月のホルモン治療で筋腫は約1cmほど小さくなったそうです。
2月のMRIではおへその上まで子宮がありましたが、手術1週間前の術前診察ではおへその下までの高さになっていて、執刀医の先生が「これなら腹腔鏡でいけますね」 とのお言葉で「ホっ」。
ただ、子宮がかなり大きくなっているので、術中に開腹になるかもという不安はわずかにありました。

手術前日に入院し、術後4日めで退院です。 信じられない回復の早さに少々驚くほどです。
今日はケーキ食べちゃいます♪

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